人間が飲める水の限界は?【水中毒】【対策】
こんにちは、ジェームズです。
皆さんは想像したことがあるでしょうか、
人は水をどれくらいの量まで飲めるのかを。
YouTuberも、水早飲みという企画をしていたりもしますが
実はこれはとても危険な行為なのです。
人間が飲める水の限界と合わせて危険性、対策、そして1日に飲む水の量の適正など
をご紹介したいと思います。
致死量
こちらのビデオは「どの程度になると人は死に至るのか?」というテーマで、カフェイン、アルコール、塩などどれだけの量を摂取すると危険なのかという事を紹介されています。
このムービーによると、人間の水の致死量は約6リットル。
いくら健康な水であっても飲む量の限界は存在し、
その原因は血液中のナトリウム濃度の不足です。
正直、一気に6Lも飲めないけどね
水を飲み過ぎたことによって引き起こされる症状とその対策をお伝えします。
水中毒
水の過剰摂取によって引き起こされる、このような症状は水中毒といわれています。日差しが強く、身体の水分が奪われやすい夏場にみられます。
脱水症状や熱中症対策として水を飲むことは良いことでしょう。
しかし、過剰に水分を取りすぎるのもこれもまた良くないことなのです。
過剰に水を取ることによって体内の塩分が不足し、これが先ほど申し上げた「血液中のナトリウム濃度の不足」に繋がるのです。夏場に塩水を取ることが推奨されているのはこのためです。
身体の中の塩分とかが薄まるわけだ。
症状
限度を超えると、様々な症状が発症します。
・めまいや頭痛
・多尿、頻尿
・下痢
悪化すると・・・
・吐き気、嘔吐
・錯乱
・意識障害
・性格変化
・呼吸困難
最悪の場合、死に至る場合もあります。
対策
恐ろしい水中毒にならないように対策をしましょう。
そのためにも、人間の構造についてもある程度の知識をつけなければなりません。
適度な水の摂取量
普通に生活をしていると2.5リットルものの水分が身体から抜けていくので、それに合わせて2.5リットル摂取するのがいいとも言われています。
厚生労働省では、平均的にコップの水をあと2杯飲めば1日に必要な水分を確保できるとのことでした。食事中にも水分を摂るので、コップ2杯でも2.5リットル摂取はできるでしょう。
案外、少ないね!
我慢して命を落とした女性
225ミリリットルの水を15分間隔で飲み続け、排尿を我慢する大会に出場した女性がコンテスト参加の数時間後に死亡してしまいました。
この女性は大会中、一度もトイレに行くことなく、約7.5リットルの水を3時間以上かけて飲んだとされています。
しかし、結果は残念ながら2位でした。
まとめ
人間が飲める水の限界は、6リットルでした。
(致死量の数値)
しかし、飲みすぎるとこのような症状がでます。
・めまいや頭痛
・多尿、頻尿
・下痢
最悪の場合は死に至ります。
1日に飲む水は2.5リットルが適切で、
コップ2杯を目安に水分を摂るようにしましょう。
適度な量が一番いいのです。