少年院ってどんなところ?【子供】【犯罪】【刑務所】
少年院は皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
子供が犯罪を犯した時に入るイメージですが、
刑務所との違いや1日の過ごし方、どういう犯罪で捕まるのかなどをご紹介します。
(記事内容)
・少年院とは?
・1日の生活
・少年院は怖い?
少年院とは?どんなところ?
何歳の時に入れられるのか:入所年齢
おおよそ12歳から26歳未満のひとを収監します。
年齢によって、また障がいの有無で入る少年院が変わります。
収容されるひとが多いのは15~19歳です。
刑務所との違い:少年刑務所
少年刑務所があります。
少年院は「刑罰」を受ける場所ではなく
「矯正教育」で、前科にはなりません。
対して刑務所は懲役や禁錮などの刑罰がふさわしいと判断され、収容された場合です。
少年院は「軽犯罪」、刑務所は「重犯罪」。
何で捕まる?:少年院に入れられる犯罪
窃盗が全体の3分の1を占め、傷害、強盗、詐欺、わいせつ、交通、薬物が約8%の割合です。
成人に協力させて犯罪に手を染めるケースも。
少年院の生活
毎日規則正しい生活を送り、教育活動、面接が行われています。
私語厳禁です。
勉強や運動もあるので本当に学校に近いと言えますね。
少年院は、基本的に犯罪を繰り返さないための「矯正教育」なので教育活動がメインです。
まるで厳しい学校の寮生活。
少年院は怖い?スラム?:少年院の問題点
いじめ・虐待:犯罪者と教官
社会復帰できなくなる:就職へ影響
犯罪者同士で手を組む:コミュニティ・グループをつくる
少年院で形成されたコミュニティによって、出所後、SNSやネットで手を組む問題もあります。
出所者同士で同窓会も現にあり、出所後に犯罪を起こしたひともいます。
まとめ:少年院はこんなところ
少年院は、犯罪を起こした少年が入る場所。
目的は、「刑罰」ではなく「更生」。
刑務所と違うのは前科にならないところ。
刑務所は重い犯罪だと入れられる。
少年院の生活は厳しい学校の寮生活に似ている。
再び犯罪に手を染めないように教育活動がメインに行われている。
社会復帰が難しいところや、犯罪者同士で手を組む可能性など問題点もある。
犯罪を起こしたといっても彼らも少年なので
これからの人生は長いです。
しっかり更生し、ちゃんとした大人に
なって人生を歩んでくれることを願います。